5cm Zynqボード開発 ―KiCadが普及して基板設計の敷居が下がった | 有限会社 FPGAインフォメーション

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5cm Zynqボード開発 ―KiCadが普及して基板設計の敷居が下がった


English Summary

Once the main components have been selected, the next step is to draw the schematic.

Recently, I have been using KiCad, a free and open-source electronic design automation tool. Although it is free, KiCad provides powerful features and is capable of handling serious PCB design work.

Another major advantage is its large user community. Since many people use KiCad, it is relatively easy to find technical information, examples, and solutions online.

At the same time, PCB manufacturing services have also become much easier to use. Many manufacturers provide tools and plugins that work well with KiCad, making it possible to move smoothly from schematic design and PCB layout to manufacturing data and online ordering.

Because both CAD tools and PCB manufacturing services have become more accessible, I feel that more people are now designing and building their own circuit boards.

This is a very positive change for the hardware industry. The easier it becomes to create real hardware, the more people can experiment, learn, and develop new ideas.

KiCad is also open source and its file formats are accessible, so I am particularly interested in how it may integrate with generative AI in the future. I believe AI-assisted schematic and PCB design could become a very interesting area in the coming years.


部品の選定がある程度終わると、次は回路図を書いていく段階になります。回路図を書くには電子回路用のCADを使いますが、最近よく使われているのが KiCad です。

KiCadはオープンソースで公開されている電子回路・プリント基板設計用のCADです。無料で使えるため導入の敷居が低く、それでいて本格的な基板設計にも十分使える機能を持っています。

私も最近はKiCadを使っています。

以前は、本格的な電子回路CADを使おうとすると、それなりに高価なソフトウェアを用意する必要がありました。

もちろん現在でも業務向けの高機能なCADはありますが、KiCadのようなソフトウェアが普及したことで、

「ちょっと基板を作ってみよう」

と思った人が、実際に基板設計を始めやすくなったと思います。

基板製造も使いやすくなった

KiCadだけでなく、プリント基板を製造する環境も大きく変わりました。

現在では、基板製造メーカーのWebサイトからデータをアップロードして、そのまま製造を注文できるようになっています。

さらに、基板メーカー側がKiCad向けのツールや連携機能を用意していることもあります。

回路図を書く。

基板のパターンを設計する。

製造データを出力する。

そして、そのままオンラインで基板を注文する。

こうした一連の流れが、以前と比べるとかなり簡単になりました。

この変化は非常に大きいと思います。

自分で基板を作る人が増えた

X(Twitter)などを見ていると、自分で基板を設計している人を以前よりよく見かけるようになりました。

もちろん比較的簡単な基板も多いですが、それでも自分で回路を考えて、基板を設計して、実際に製造する人が増えるのは面白いことだと思っています。

ハードウェアは、実際に作ってみないと分からないことがたくさんあります。

使いやすいCADと、使いやすい基板製造サービスがそろったことで、

「ハードウェアを作ってみる」

という入口がかなり広がってきました。

こういう人が少しでも増えてくれると、ハードウェア業界もまた面白くなるのではないかと思っています。

生成AIとの連携にも期待

KiCadはオープンソースで、データフォーマットについても公開されています。

そのため、今後は生成AIとの連携も進んでいくのではないかと期待しています。

実際、生成AIが回路図や基板設計をどこまで支援できるのかは、これからかなり面白い分野になりそうです。

ただ、回路図を描けることと、正しい回路を設計できることは別の話です。

次回は、回路図を書くときに避けて通れない、

「データシートとにらめっこ」

について書いてみたいと思います。


弊社では短期間基板開発を支援します


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