短納期FPGA・プリント基板開発 | 有限会社 FPGAインフォメーション

短納期FPGA・プリント基板開発

最短2週間を目標に、「動く基板」まで

試作、評価、デバッグ、IC評価などで、

  • とにかく基板を急ぎたい
  • 早く実機で確認したい
  • FPGAを含む試作基板がすぐ必要
  • 製品化の前に、まず動くものを作りたい

といった方向けの短納期開発サービスです。

目標は、単に回路図やPCBデータを完成させることではありません。

プリント基板を製造・実装し、FPGAやソフトウェアを組み込み、実際に動作確認できるところまでを短期間で進めます。

案件内容によりますが、最短2週間、通常は1か月程度を一つの目安として開発します。


短納期で開発できる理由

短納期を実現するために、すべてをゼロから開発するのではなく、すでに動作確認済みのFPGA基板を活用します。

主に、

  • Spartan-7搭載5cm基板
  • Zynq-7000搭載5cm基板

などをCPU / FPGAモジュールとして使用し、その周囲に案件ごとに必要な回路を追加します。

たとえば、

動作確認済みFPGA基板

センサー

通信IC

コネクタ

電源・周辺回路

という構成で、目的に合わせた試作基板を短期間で作ります。

案件によっては完全新規のプリント基板にも対応しますが、短納期サービスでは既存の設計資産を活用することを基本としています。


基板開発とFPGA・ソフトウェア開発を並行します

通常の開発では、

回路設計

PCB設計

基板製造

基板完成

FPGA開発

実機デバッグ

という順番になり、基板が完成するまでFPGAやソフトウェアの実機確認ができない場合があります。

短納期開発では、すでに動作するFPGAボードがあるため、

プリント基板設計と並行してFPGA・ソフトウェア開発を開始できます。

必要な信号を既存ボード上で作り、周辺機器を模擬して実機確認を先に進めることも可能です。

そのため、本番基板が完成した時点でFPGA側の開発がある程度進んでおり、最終的な接続・ピン配置・実機調整へ移りやすくなります。


AIアシストを活用した設計

プリント基板設計には主にKiCadを使用しています。

近年は生成AIを、

  • 回路・部品情報の確認
  • 設計資料の整理
  • 部品選定支援
  • 回路図・PCB設計支援
  • FPGA / ソフトウェア開発支援
  • 設計チェック

などに活用しています。

設計者の判断を前提としながら、AIをアシスタントとして利用することで、従来より設計作業を高速化しています。


プリント基板製造・部品調達も短納期化

近年はプリント基板製造や部品実装サービスも高速化しており、設計だけでなく、

PCB製造

部品調達

部品実装

までを短期間で行える環境が整ってきています。

使用する部品についても、できるだけ短期間で調達可能なものを選定します。

短納期を優先するため、場合によっては最適価格の部品よりも、すぐに調達できる部品や在庫のある部品を優先することがあります。


対応する基板

短納期サービスでは、原則として試作・評価用途を想定しています。

主な基板仕様は、

  • 4層基板
  • 6層基板

程度までを基本とします。

高度な高密度基板、特殊材料、多層数の多い基板などは、短納期サービスの対象外になる場合があります。

このサービスでは、

「最小・最安の基板を作ること」より、「短期間で動く基板を作ること」

を優先します。


短納期開発に向いている案件

以下のような案件に向いています。

  • FPGAを使った試作機
  • 新しいICやセンサーの評価
  • 通信IC・インターフェースの評価
  • デバッグ用基板
  • PoC(概念実証)
  • FPGAアルゴリズムの実機評価
  • 画像処理・センサー処理の試作
  • 多チャンネルI/O制御
  • パルス生成・タイミング制御
  • 量産前の機能確認用基板
  • 既存装置と接続するための試作インターフェース基板

「まず動かして確認したい」という用途に特に適しています。


短納期開発の条件

短納期で開発するためには、通常の受託開発よりも仕様確定のタイミングが重要になります。

開発開始時点で、最低限、

  • 使用する主な入出力
  • 必要なコネクタ
  • 電源条件
  • おおまかな機能
  • 接続する外部機器

などが決まっている必要があります。

開発開始後の軽微な変更については対応できる場合がありますが、短納期案件では途中で大きな仕様変更を行うことが難しくなります。

原則として、開始後1週間程度までには主要仕様をFIXしていただくことを想定しています。

仕様が確定しない状態では、短納期対応ができない場合があります。


使用するFPGA・デバイスについて

短納期を実現するため、使用できるFPGAやCPUには一定の制約があります。

基本的には、弊社で動作確認済みのFPGA基板や、その周辺で使用実績のあるデバイスを中心に構成します。

使用するFPGA、CPU、メモリ、インターフェースなどを自由に指定する場合は、通常開発として対応することがあります。

短納期サービスでは、

「使いたい部品をすべて自由に選ぶ」より、「短期間で確実に動かせる構成を選ぶ」

ことを優先します。


開発期間の目安

最短2週間程度

仕様が明確で、既存基板や既存回路を活用できる比較的小規模な案件を想定しています。

短期間で、

  • 回路
  • PCB
  • FPGA
  • ソフトウェア
  • 基板製造
  • 実機確認

を並行して進めます。

約1か月

回路規模が少し大きい場合や、周辺回路・ソフトウェア開発を含む場合の標準的な短納期開発期間です。

案件内容や部品調達状況によって期間は変わります。


費用の目安

短納期案件では、通常の開発よりも複数工程を同時進行するため、開発費用は高めになります。

目安として、

最短2週間コース:180万円程度まで

1か月コース:150万円程度

を想定しています。

使用するFPGA、センサー、通信IC、特殊部品などが高価な場合は、別途部品費が必要になります。

また、基板規模や開発内容によって費用は変わりますので、具体的な内容を確認した上でお見積りします。


このサービスで重視すること

短納期開発では、

完璧な製品を最初から作ることより、まず実機を動かして次の判断ができる状態にすること

を重視します。

実際の基板を動かすことで、

  • 回路構成が正しいか
  • センサーが使えるか
  • FPGA処理が間に合うか
  • 通信できるか
  • 次の試作で何を修正するべきか

を早い段階で確認できます。

試作・研究開発・PoCでは、早く実機を得ること自体が大きな価値になる場合があります。


短納期開発の対象範囲について

短納期サービスでは、開発対象をできるだけ限定することで納期を短縮しています。

そのため、FPGA以外に別のプログラマブルデバイスや外部プロセッサがあり、それらについて新規のソフトウェア開発や複雑な制御開発が必要になる構成は、原則として短納期サービスの対象外となります。

ただし、

  • 初期設定
  • レジスタ設定
  • 簡単な通信設定
  • 既存ソフトウェアの軽微な変更

程度であれば対応可能な場合があります。

短納期サービスでは、基本的に FPGAを中心として、周辺回路・基板・必要最小限のソフトウェアまでを対象とします。

外部CPUや他のプログラマブルデバイスを含む場合は、内容を確認した上で通常開発としてご提案することがあります。


短納期FPGA・プリント基板開発についてご相談ください

「できるだけ早く実機が欲しい」

「ICやセンサーを評価するための基板が欲しい」

「FPGAを使った試作を短期間で行いたい」

という場合はご相談ください。

仕様、希望納期、必要なインターフェースなどを確認し、短納期開発が可能かどうかを検討します。

すべての案件を2週間や1か月で対応できるわけではありませんが、既存のFPGA基板や設計資産を利用できる場合には、大幅に開発期間を短縮できる可能性があります。

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