時間がかかるようになったプリント基板設計
最近、プリント基板を作るのに、以前より時間がかかるようになってきたと感じています。
プリント基板が完成するまでには、思っている以上に多くの工程があります。
まずは仕様を決めるところから始まります。
どんな機能を持たせるのか、どんなインターフェースが必要なのか、電源をどうするのか。ここが決まらないと回路設計には進めません。
そして次に重要なのが、使用する部品の選定です。
最近は、この部品が良さそうだと思っても、実際にはなかなか手に入らないことがあります。在庫があっても必要な数量を確保できなかったり、納期が非常に長かったりすることもあります。
さらに困るのが、せっかく採用しようと思った部品について、生産終了の案内が来ることです。
特にコロナ以降、こうした部品調達の難しさを強く感じるようになりました。
部品が決まれば、次は回路図を作成します。
そして回路図が完成すると、プリント基板のパターン設計に進みます。
ここも基板によってはかなり時間がかかります。
高速信号やDDRメモリ、USB、Ethernetなどを使用する基板では、単純につなげればよいというものではありません。配線長、インピーダンス、信号の配置、電源、GNDなど、考えることが一気に増えてきます。
一方で、実際に「基板を製造する時間」は、以前よりかなり短くなったと感じます。
最近の基板メーカーは本当に速く、パターンデータさえ完成していれば、1週間程度でもかなりしっかりした基板を作ってもらえるようになりました。
つまり現在のプリント基板開発では、
仕様を決める
↓
部品を決める
↓
回路を作る
↓
パターンを設計する
↓
基板を製造する
↓
部品を実装する
↓
電源を入れて動作確認する
という多くの工程の中で、基板製造そのものよりも、その前後の工程に時間がかかるようになっているのではないかと思います。
特に最近は、部品の選定と調達が開発期間に大きく影響します。
「良い回路を設計する」だけではなく、
手に入る部品で、できるだけ早く作れる回路を設計する。
こうした考え方も、これからの電子回路開発では重要になってくるのではないでしょうか。
プリント基板を作る技術そのものは便利になり、製造期間も短くなりました。
しかし、その一方で部品の種類は増え、供給状況も複雑になり、回路も高速化しています。
その結果、
基板は早く作れるようになったのに、基板開発全体ではなかなか時間が短くならない。
そんな少し不思議な状況になっているように感じています。
時間がかかるようになったプリント基板設計
最近、プリント基板を作るのに、以前より時間がかかるようになってきたと感じています。
プリント基板が完成するまでには、思っている以上に多くの工程があります。
まずは仕様を決めるところから始まります。
どんな機能を持たせるのか、どんなインターフェースが必要なのか、電源をどうするのか。ここが決まらないと回路設計には進めません。
そして次に重要なのが、使用する部品の選定です。
最近は、この部品が良さそうだと思っても、実際にはなかなか手に入らないことがあります。在庫があっても必要な数量を確保できなかったり、納期が非常に長かったりすることもあります。
さらに困るのが、せっかく採用しようと思った部品について、生産終了の案内が来ることです。
特にコロナ以降、こうした部品調達の難しさを強く感じるようになりました。
部品が決まれば、次は回路図を作成します。
そして回路図が完成すると、プリント基板のパターン設計に進みます。
ここも基板によってはかなり時間がかかります。
高速信号やDDRメモリ、USB、Ethernetなどを使用する基板では、単純につなげればよいというものではありません。配線長、インピーダンス、信号の配置、電源、GNDなど、考えることが一気に増えてきます。
一方で、実際に「基板を製造する時間」は、以前よりかなり短くなったと感じます。
最近の基板メーカーは本当に速く、パターンデータさえ完成していれば、1週間程度でもかなりしっかりした基板を作ってもらえるようになりました。
つまり現在のプリント基板開発では、
仕様を決める
↓
部品を決める
↓
回路を作る
↓
パターンを設計する
↓
基板を製造する
↓
部品を実装する
↓
電源を入れて動作確認する
という多くの工程の中で、基板製造そのものよりも、その前後の工程に時間がかかるようになっているのではないかと思います。
特に最近は、部品の選定と調達が開発期間に大きく影響します。
「良い回路を設計する」だけではなく、
手に入る部品で、できるだけ早く作れる回路を設計する。
こうした考え方も、これからの電子回路開発では重要になってくるのではないでしょうか。
プリント基板を作る技術そのものは便利になり、製造期間も短くなりました。
しかし、その一方で部品の種類は増え、供給状況も複雑になり、回路も高速化しています。
その結果、
基板は早く作れるようになったのに、基板開発全体ではなかなか時間が短くならない。
そんな少し不思議な状況になっているように感じています。

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