FPGAforgeはこうして生まれた ― 生成AIによる危機感から始まった話
When Generative AI Started Writing Code, I Had to Rethink My Future — The Birth of FPGAforge
English Summary:
As generative AI rapidly improved its ability to write source code, I began to feel a growing sense of urgency.
What used to be a valuable skill—writing software—was quickly becoming commoditized.
At first, I considered shifting my focus from software to hardware, leveraging my experience with FPGA development.
However, it soon became clear that even HDL design was being partially automated by AI, raising a deeper question:
Would simply “being able to design FPGA” still be enough in the near future?
This realization led me to rethink the entire workflow, not just the implementation.
Instead of focusing only on writing HDL, I started expanding my scope to include PCB design and system-level thinking, supported by services like JLCPCB.
FPGAforge was born from this shift in perspective—
a response to the changing landscape of engineering in the age of generative AI,
and an attempt to redefine where true value lies.

生成AIの進化を見ていて、正直なところ、危機感がありました。
昨年あたりから、生成AIがソースコードをかなりの精度で書けるようになってきた。
自分もソフトの仕事はやっていましたし、Web系の仕事にも少し関わっていました。
そのときにふと、こう思ったんです。
「これはまずいな。価格競争が始まるな」と。
コードが書けること自体の価値が、どんどん下がっていく。
そうなると、従来のやり方では厳しくなるのは明らかでした。
そこで一度、考えました。
ソフトからは一度距離を置いて、ハードに軸を移すべきではないか。
ただ、ここでもう一つ問題がありました。
自分はFPGAができます。
ある程度、幅広い対応もできる。
でも、ふと疑問が出てきたんです。
「FPGAができるだけで、本当に大丈夫なのか?」
実際、今年に入ってからは、生成AIがかなり高精度でHDLを書けるようになってきています。
VHDLも含めて、思っていた以上に広い範囲をカバーできる。
そうなると、「FPGAが書ける」という強み自体も、
いずれ相対的に弱くなる可能性がある。
じゃあどうするか。
そこで考えたのが、「カバー範囲を広げる」という方向でした。
FPGAだけではなく、
その前後も含めて一貫して対応できるようにする。
ちょうどその頃、JLCPCB の存在を知りました。
低コストで、しかもスピード感のある基板製造。
FPGAを使うなら、どうせ基板は必要になる。
だったら、FPGAだけでなく、基板設計まで含めて一体でやれないか。
そう考えて、基板設計の方も改めて勉強し直しました。
つまり最初の発想は、かなりシンプルです。
生成AIの時代に対して、
自分の守備範囲を広げる。
それがスタートでした。
当時の生成AIは、
「文章を書いてコードを生成する」という使い方が中心でした。
それでも、VHDLもソフトも含めて、
かなり広い範囲に使えるという手応えはありました。
一方で、電子回路CADのような領域は、
まだまだ精度が低く、正直ボロボロでした。
ただ、それでも思っていたんです。
「これも時間の問題で、いずれ対応してくるだろうな」と。
そういう流れの中で出てきたのが、FPGAforgeという考え方です。
単にFPGAを書くのではなく、
その前段階から含めて、設計全体を扱う。
生成AIの時代に合わせて、
仕事の構造そのものを変える必要がある。
そう感じたところから、この構想は始まりました。
このシリーズは現在進行中の状態を書いています。
FPGAインフォメーションのホームページはこちらです。FPGAforgeのサービス開始しています。
