AI for Science SPReADとは?メモリ推論AIで応募を検討してみた
Exploring AI for Science SPReAD: Considering a Grant for Memory-Based Inference AI
English Summary
I recently discovered Japan’s “AI for Science SPReAD” funding program through social media. It is a relatively accessible entry-level research grant that supports exploratory AI-driven projects, with funding up to 5 million yen.
This program seems like a good opportunity to start implementing my research idea: a memory-based inference AI architecture. While I have already filed a patent, I have not yet completed an FPGA-based implementation. SPReAD provides a suitable environment to validate the concept and develop an initial prototype.
Although this program is primarily targeted at researchers in Japan, it could serve as a starting point for future, larger-scale research initiatives. I plan to document the entire process, from registration (e-Rad) to experimentation and implementation.
本文
最近、X(旧Twitter)を見ていたところ、AIに関する補助金の案内が流れてきました。日経にも掲載されていたようで、「AI for Science SPReAD」という取り組みです。
ちょうど自分の中で「メモリ推論AI」の実装を進めようと思っていたのですが、いろいろと後回しになっていたテーマでもありました。そんな中でこの制度を見つけ、「これはちょうどいいタイミングかもしれない」と感じています。
この制度では、最大500万円の研究費が支援されます。金額としては大型というわけではありませんが、特徴的なのは入り口のハードルが低いことです。いわゆる完成度の高い研究というよりも、「まずは試してみる」という段階でも応募できるような設計になっています。
そのため、「これなら自分のテーマでもいけるかもしれない」と思い、今回応募を検討することにしました。
現在、自分はメモリ推論AIに関して特許出願は済んでいるものの、まだFPGAでの実装までは進んでいません。そういった意味でも、この制度は原理検証や初期実装を進めるためのちょうど良い枠だと感じています。

■ AI for Science SPReADとは何か
簡単に言うと、この制度は「AIを活用した研究開発」を幅広く支援するものです。
特定の分野に限定されているわけではなく、「どの分野にAIが効くのか」という探索も含めて募集されています。つまり、かなり広い範囲での研究が対象になっているのが特徴です。
■ e-Rad登録が必要
応募にあたっては、事前にe-Rad(研究開発支援システム)への登録が必要になります。
このe-Radは今回のSPReADだけでなく、より大きな研究費や長期プロジェクトにも共通して使われるシステムです。そのため、今回の応募をきっかけに登録しておくことで、今後の研究活動にもつながる可能性があります。
■ 今回の位置づけ
今回のSPReADは、自分にとっては
- メモリ推論AIの実証を進める機会
- 今後の研究資金への入り口
という位置づけになりそうです。
■ 今後について
まずは概要を整理し、実際に研究者登録まで進めてみました。
次回は、e-Radの研究者登録の流れや実際にハマったポイントについて書いていこうと思います。
最終的には、メモリ推論AIの実装・検証まで含めて、このシリーズとしてまとめていく予定です。
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